よくある質問

相続する際、現金より不動産の方が優位だと聞きますが、具体的にはどういうことですか?
現金の場合、お持ちの金額そのものが課税対象となります。一方で、不動産の場合、購入価額ではなく、相続税法によって定められた算定方法に従った「課税価額」によって評価されるからです。そのため、実際に購入した価額よりも評価額の方が低いことが一般的となっています。
相続税の評価額って、どうやって算出するんですか?
評価額とは、相続税を計算するための財産の価値のことをいいます。土地・建物それぞれに評価額があり、土地の場合には「路線価」を基準とし、建物の場合には「固定資産税評価額」を用いて算出します。
「路線価」って何ですか?
相続税評価額を算出する際に、基準となる数値です。日本中どの土地で相続が発生しても、簡単に税額が計算できるように工夫されています。しかし、路線価だけでは、評価額にたどり着くことはできません。決められた算出方法に従って計算を進める必要があります。また、路線価は定められていない場所もあります。
不動産業者から、土地の道路付けが良いと言われました。どういう意味でしょうか?
「道路付け」とは、敷地と前面道路との関係を指しています。以下のような場合、一般的には道路付けが良いとされています。
・南面に道路が接している場合
・土地が角にあり、2面が道路に接している場合
・間口(道路に接する部分の長さ)が広い場合
このように道路付けが良い場合、土地の評価額にも影響します。
逆に道路付けが悪いと、建物が建築できないこともあります。
不動産を売る際、不動産会社に仲介を依頼するメリットってなんでしょうか?
不動産売買は、「売り手」と「買い手」といった利益の相反する両者間で契約が交わされます。しかも、宅建業法をはじめとするいくつかの法制限や慣例のもとで取り交わすので、専門知識が必要です。
大切な財産を売却するにあたり、専門の法律や取引の慣例に精通し、リスクをきちんと説明できるスペシャリストを仲介させることは、お金に代えられないことだと考えています。
そのうえで、売買契約から引き渡しまでスムーズに進むよう、金額をはじめとする買主との交渉も任せられます。当社のスタッフは、「物件の調査」に始まり「契約書類の作成」「買主さんへの重要事項説明」「引き渡し」「登記の手続き」「税金」など、知見を活かしながら、売主のサポートを行っています。
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